離婚するかもしれない——そう思ったとき、真っ先に考えたのは「我が家のお金、これからどうなるんだろう?」という不安でした。
それまでの収入は夫婦2馬力。でも離婚したら、私の収入と養育費、児童扶養手当が頼りになります。
実はそれまでにも、いろんな家計簿を試したことはありました。けれど、ズボラな私はいつも続かなくて…。
当時は収入に余裕があったから、家計の管理が適当でもなんとかなっていたんです。
でも、これからは私ひとりで子どもたちを育てていく。しかも、これからどんどん教育費もかかってくる。
「今こそ、ちゃんと家計を見直さなきゃ」と、初めて本気で思いました。
🔍家計が見えてなかった頃の私(Before)
- 週ごとに予算を決めていたけど、足りなくなってATMで何度も引き出し
- 現金払いが多く、レシート管理ができず支出の内訳が曖昧
- ATMで下ろしたお金が「どこに消えたか分からない」
- 家計簿アプリは使っていたけど、通帳やクレカと連携しておらず“予算表”止まり
- 固定費やサブスクの金額すら把握していなかった
- 急な出費があると赤字→ボーナスで補填する生活
- 全体の収支が“なんとなくプラス”だったため、危機感がなかった
- 別居を機にノートで家計簿をつけ始めたけど…
- レシートの記入漏れが発生→都度書き足して時系列がバラバラで見づらい
- 支出をいちいち手計算するのが手間
- 時間をかけても「家計の全体像」が見えず、挫折…。
マネーフォワードMEを使い始めたきっかけ
家計簿アプリは過去にもいくつか使ったことがあって、正直「どれも似たようなものでしょ?」と、ちょっと冷めた気持ちもありました。
どれも三日坊主で終わっていたし、唯一続けていたアプリもおおよその固定費くらいしか把握できていませんでした。
でも、家計管理に本気で向き合わなきゃと思っていた時期に、たまたま見ていたのが、両学長のYouTube。
その中でオススメされていたのが「マネーフォワードME」でした。
「これだけ家計の見える化ができるなら、一回やってみようかな」
そう思って、半信半疑ながらも素直にアプリをダウンロード。
この時は、今までになく“危機感”を持っていたからこそ、すぐに行動できたのかもしれません。
最初にやったことはこの3つ
1.現金管理をできるだけ減らす
- 現金支払いを減らすことを意識して、クレジットカードやQUICPayに支払いを統一
- カードとマネーフォワードMEを連携させて、支払い履歴を自動で記録
- レシートを取っておく必要がなくなり、記録漏れが大幅に減少
- 現金での支払いが必要な場面では、その場でアプリに手入力
- 「抜けもれのない支出管理」ができるように意識をチェンジ
2.口座とカードを整理して、連携しやすく
- 楽天カードと地元の地銀の併用を見直し、メインバンクを楽天銀行にまとめた
- 不要なクレジットカードを解約し、楽天カード1枚に集約
- 固定費(電気・ガス・水道・保険・サブスクなど)の引き落としを楽天カードに統一
- 家計の流れが明確になり、マネーフォワードでの管理もスムーズに
- カード利用を一本化したことで、楽天ポイントが自然に貯まる仕組みに!
- 「ポイ活目的ではないけど、ポイントが貯まったらラッキー」くらいの感覚で活用
- 楽天ポイントで通信費を全額支払い→スマホ代が実質タダに✨
- 楽天経済圏にゆるく移行し、子供のスマホも楽天モバイルに変更
3.支出項目の整理と“特別費”の見える化
- 支出を大きく3つに分類:
- 固定費(住宅ローン・水道光熱費・通信費・サブスクなど)
- 変動費(食費・日用品・交通費など)
- 特別費(冠婚葬祭・家電・その他急な出費など)
- マネーフォワードは自動でカテゴリ分けされるが、自分に合うようにカスタマイズ
- 特に意識したのが、見えにくかった“特別費”の把握
- 毎月は発生しないけど、大きな出費になる項目をしっかり記録
- 特別費の中もさらに細かく分類して、お金の動きのクセを分析
- この段階では予算は決めず、まずは“現状把握”を優先
→ 我が家が「何にいくら使っているのか」を知ることが最初のゴール!
💻 パソコン購入を決めた理由
数ヶ月にわたってマネーフォワードMEで支出を記録し続けていた私。
「そろそろ、ちゃんと支出管理表を作って見える化したい!」と思ったタイミングで、悩みにぶつかりました。
- ノートでは書き直しや計算が面倒…
- スマホやタブレットでは画面が小さくて操作しづらい…
細かい分類やグラフ化をしたい私にとって、「やっぱりパソコンが必要かも」という気持ちが強くなっていきました。
ちょうどその頃、コロナの物価高騰対策の給付金もあり、思い切ってノートパソコンを購入!
「家計管理を本気でやりたい」「これからの生活のために自己投資したい」という想いで選びました💡
※私が実際に選んだパソコンや選び方のポイントは別記事でご紹介予定です👇
▶【準備中】家計管理に必須!ITスキルほぼ無しの私が選んだノートパソコン
- 食費が想像以上に高かった
→ コンビニ利用や外食が多く、無意識の出費がかさんでいた - 貯蓄型保険の保険料が家計を圧迫していた
- ほとんど使っていない固定電話にも月額料金が発生していた
- インターネット回線も割高ではないか?と思うように
- 毎月なにかしらの「特別費」が発生していた
→ 特に家に関する支出(家電の修理・メンテナンスなど)が多め - 「使用不明金」を1つずつ記録することで、お金の流れが“目に見える”ように
→ どこに使いすぎているのかがパッと見て分かるようになった - 無駄なサブスクがいくつかあった
→ ほとんど活用していないファンクラブの会費
→ 内容が似ているHuluやNetflixのような動画配信サブスクをいくつも契約
📊 家計ビフォーアフター(見直し前 → 見直し後)
項目 | 見直し前(Before) | 見直し後(After) |
---|---|---|
保険 | 貯蓄型保険(子ども含め 月55,000円) | 県民共済へ切替(1人1,000円×3) 返戻金を新NISAへ積立 |
スマホ代 | 実費で支払い(月2,000円程度) | 楽天ポイントで実質ゼロ |
固定電話 | 月2,000円支払い | 解約してゼロに |
家計の状態 | 支出が不透明・ムダが多く、赤字気味 | 見える化でお金の流れを把握 ※黒字とまではいかないが、未来への不安は軽減 |
気持ちの変化 | 家計に向き合うのがしんどかった | 「未来のために使えている」と思えるように |
習慣 | 収支をなんとなく眺めるだけ | マネフォで定期的に見直し 収入UPのきっかけを探すように |
🎧 サブスク見直し比較(Before → After)
項目 | 見直し前(Before) | 見直し後(After) |
---|---|---|
動画配信サブスク | 複数契約(Hulu・Netflixなど) ※内容が似ていた |
1つに絞って解約 |
音楽サブスク | Amazon Music Unlimited(年額8,800円) | 解約してYouTube Musicへ |
新たに加入したもの | なし | YouTube Premium(年額 約14,160円) ※2ヶ月無料キャンペーン利用 |
利用目的 | 娯楽が中心 | 娯楽+勉強(家計・暮らし) |
利便性 | 広告あり・切り替えが手間 | 広告なし・バックグラウンド再生可で快適 |
トータル満足度 | 使わないサブスクもあり割高感 | 動画+音楽が1本化され 体感的に“お得&快適”に! |
- 見える化によってお金の流れを把握できるようになったが、黒字家計とまではいかないのが現状
→ でも、**「将来のためにお金を回せている実感」**があることで、以前よりずっと気持ちは前向きに✨ - 毎月マネーフォワードで家計を振り返ることが、無駄を見直すきっかけに
→ 「今の我が家の状態ってどうなんだろう?」と、収入アップの道を考える習慣がついてきた
💬ひとことまとめ
家計の見える化で気づいた「ムダ」はすぐに全部なくせなくても、
少しずつ「未来に向けて使えるお金」に変えていけている。
それが今の私の“ビフォーアフター”です🌱
使ってみてよかったポイント
- クレカ・電子マネーとの自動連携で、記録の手間がゼロに!
→ 毎回入力しなくても使った履歴が反映されるからラクラク
→ ATMに行く機会も減って、手数料も節約・時間の無駄もカット!
🔸補足:カードは使いすぎちゃいそう…と思ってる人へ
私も最初そう思ってましたが、現金でも足りなければ下ろして使っちゃうし、結局何に使ったか分 からなくなるんですよね💦
でも、カードや電子マネーなら履歴が残るので“無駄使いがはっきり見える”!
QUICPayでコンビニ払いしたときなんて、ほんと一目でバレます(笑)→だからこそ、逆に気が引き締まる!
- 月ごとの収支グラフが見やすい!
→ 収支が月ごとに円グラフで表示。どの月に使いすぎたか一目で分かる。
- 支出の内訳が円グラフでパッと見える!
→ 食費・日用品・特別費など、どのカテゴリに偏っているかが感覚的に分かる
- 銀行口座や新NISAも連携可能!資産全体を“見える化”できる
→ 毎月の支出や収入だけでなく、トータルの資産の増減まで把握できる
→ 特別費で一時的に出費がかさんでも、「資産全体で見たら問題ない」と冷静に判断できるように✨
- 通帳いらず!口座別の推移もチェックできる
→ 口座残高や入出金履歴がアプリで見られるので、通帳記入の手間なし
→ ATMに行く必要もほとんどなくなり、時間の節約にも◎
- 無料でも十分使える!
→ 基本的な連携・収支グラフ・内訳表示などは無料でOK
→ 「使える!」と実感してから、必要に応じてプレミアムへ移行もアリ
🔍マネーフォワードME|無料プランとプレミアムプランの違い
機能 | 無料プラン | プレミアムプラン(月500円/年5,500円) |
---|---|---|
連携可能なサービス数 | 最大4件 | 無制限 |
口座・カードの自動更新頻度 | 手動が多い | 自動更新がメイン |
家計の一括管理(収支・資産推移) | あり(制限あり) | 詳細分析可能&グラフ表示 |
資産の推移グラフ | × | ○(1年分の推移が見える) |
カスタム項目(カテゴリ編集) | 簡易のみ | より自由にカスタマイズ可能 |
一括編集・CSV出力 | × | ○(データ整理に便利) |
広告の非表示 | × | ○ |
💬ちなみに私は、
- 連携したい口座やカードが多かったこと
- Excelで支出管理表を作るためにCSV出力が必須だったこと
この2つの理由から、迷わず**プレミアムプラン(月500円)に切り替えました。
毎月の家計を記録するだけじゃなくて、**“見える化したものをどう活かすか”**が私にとっては大事だったから。
無料でも十分始められるけど、もし同じように「支出管理表を作りたい」とか「口座が多くて整理しきれない」と思ってる人には、プレミアムもおすすめです◎
📌それから、本当は銀行口座は1つにまとめるのが理想的だと思ってます。
でも現実には、
- 子どもたちの学校の徴収金がネット銀行では引き落としできない
- もし自分に何かあったとき、残された家族がすぐに使える口座が必要かも…
そんな理由があって、今はどうしても地銀口座を解約できずに残しています。
これも、今後の課題のひとつとして、「どうやって整理していくか」を考えているところです。
続けるためのコツ
- 現金で支払ったら、その場で記録!
→ あとでまとめてやろうと思うと忘れがち💦
財布に戻すときにスマホでパパッと入力するクセをつけました。 - 「家計チェックタイム」は週1回でOK
→ 日曜の夜など、タイミングを決めて毎週10分だけ振り返る時間を。
→ ガッツリやらなくても、「ざっくり支出を見直す」だけでも十分◎ - カテゴリ分けは最初はざっくりで大丈夫!
→ 細かく分けすぎると疲れちゃうので、
最初は「食費」「日用品」「特別費」くらいから始めました。
→ とにかく、抜け漏れがないことを優先! - 不明金が出たら、素直に「不明金」で記録(笑)
→ 無理に思い出そうとして挫折するより、
**「何に使ったか分からんけど、記録だけはしておく」**が大事!
→ あとから見返して、「次は気をつけよう」と思えれば十分👌
🧾まとめ|“見える化”が、私の不安を少しずつ希望に変えてくれた
「何に使ってるかわからない」
そんな状態だった私の家計は、マネーフォワードMEを使い始めてから、リアルなお金の流れが“目で見える”ようになりました。
これは必要な出費。
これはちょっと無駄だったな。
そんなふうに、感覚ではなく数字で把握できるようになったことが、大きな変化でした。
それまでも家計簿は何度か挑戦したけれど、続かなくて挫折の繰り返し。
続いていたとしても、「結局何がどうなってるの?」と不安ばかりが増えていきました。
でも今は、お金の流れを“把握できている”という安心感が、少しずつ将来への不安を和らげてくれています。
なにより、ズボラで飽きっぽい私が、2年も家計管理を続けられていること自体がすごいこと(笑)
家計の“見える化”ができたことで、
これからかかる教育費や生活費に対しても、冷静に向き合えるようになって、
「もう少し収入を増やしてみようかな」と、前向きに考えるきっかけにもなりました。
💌読者へのメッセージ
家計簿を続けるのが苦手だった私でも、
マネーフォワードMEを使って、少しずつお金の流れを見えるようにしていくことで、
「私にもできるかも」って思えるようになりました。
今もまだ、完璧な家計管理なんてできていません。
黒字!と言い切れる月も少ないし、特別費が重なればヒヤッとすることもあります。
でも、それでも「見えてる」ってことが、安心につながっています。
もし今、
「お金が足りない」
「どう管理したらいいか分からない」
「家計簿をつけても不安が減らない」
そんな気持ちでモヤモヤしている方がいたら、
マネーフォワードME、ぜひ一度試してみてください✨
完璧じゃなくていいんです。
ちょっとずつ見えるようになるだけで、きっと気持ちが軽くなるはず。
私も最初は不安だらけだったけど、今は少しずつ「前を向いて歩けてる」そんな実感があります🌱
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