【調停離婚のリアル体験】離婚手続きの流れをわかりやすく解説|45歳シンママの実録

離婚とお金

🧡 はじめに

離婚って、何から始めればいいの?
私が実際に経験した調停離婚の流れは、思っていたよりずっと複雑で、正直しんどい場面もたくさんありました。

この記事では、私が弁護士に相談して調停申立てをしたところから、離婚届の提出、子どもの氏や戸籍の変更、会社や役所の手続きまで、リアルに経験したことを時系列でまとめました。

同じように悩む方の、少しでも参考になればうれしいです。


🏛 離婚の第一歩|調停離婚を選んだ理由と申立ての内容

🟠 LINEのやりとりだけで疲弊。一人で進めるのは限界だった

最初は協議離婚を考えていました。
でも、夫とはLINEでしかやりとりできず、そのやりとりにすら心をすり減らしていきました。

返事が来なかったり、来ても話がかみ合わなかったり…。
どこまで歩み寄っても一人で抱え込んでいるようで、「これ以上一人で進めていくのは無理だ」と限界を感じました。

だからこそ、第三者を介して、きちんと話を進められる場として調停を選んだのです。

✍ 私が調停申立書で希望したこと

  1. 離婚の意思(夫と離婚する)
  2. 子どもたちの親権は私が持つこと
  3. 養育費の支払いについて
  4. 財産分与について
     → 結婚生活で築いた貯金・車・家具・家などを公平に分けるための話し合いです。
  5. 慰謝料について
  6. 年金分割について
     → 結婚中に夫が納めていた厚生年金の一部を、将来自分の年金として受け取れる制度です。

これに加え、家のローンや光熱費などの名義変更など、弁護士さんと一つ一つ相談しながら進めていきました。


😩 話が進まない日々|調停でのストレスと停滞

調停の流れは、
「私が希望を出す → 次回、夫の回答を待つ」
という形でしたが、お金に関する項目になると夫はいつも“未回答”

同じ希望を再提出して、また次回に持ち越し…。
調停の日が近づくたびに憂うつで、行くのが本当に気が重かったです。

そんな中、家のローンや固定費の名義を私に変更したあたりから、やっと話が動き始めました。
けれど…離婚が成立したのは、母の入院・仕事の契約社員切り替えの時期とまるかぶり。
12月、年末で仕事も忙しいなか、突然の離婚成立でした。

💡離婚前の生活費と婚姻費用の分担|実際のやりとり


👉 別居中のお金、どうする?婚姻費用請求と、私が実際に選んだこと
でも詳しく書いています。

📄 離婚後にやるべき公的手続き一覧|チェックリストあり

離婚成立後、弁護士さんから「離婚後にすべき手続き一覧」が書かれた紙を1枚もらいました。
主な内容は次の3つ:

✅ 離婚後に必要な主な手続き

  1. 自分の氏(名字)と戸籍をどうするか
  2. 調停調書と離婚届を役所に提出
  3. 子どもの氏・戸籍の変更

それぞれの手続きに期限があるものもあり、私はスケジュール帳にタスクを書き出して、一つずつクリアしていきました。


🔤 離婚後の名字はどうする?私が旧姓に戻した理由

私は、迷わず旧姓に戻すと決めていました。

「もう夫の名字で生きたくない。子どもたちにも私の名字でいてほしい」
これは私の強い想いでした。エゴかもしれないけど、子どもたちにもちゃんと確認しました。

  • 長女:「旧姓がいい!新しい人生になりそうでドキドキ!」
  • 次女:「変えたくない…。好きな子と名簿で近いから(笑)」
  • 三女:意味はまだ分からず。私は「ばあちゃんと家族になるから、一緒の名字になるよ〜」と説明しました。

※ちなみに職場では名字を変えていません。
手続きが面倒だったのと、やっと職場に慣れたばかりだったから。
でも今思えば最大の後悔ポイントです。平日は夫の名字で呼ばれ、週末しか本当の名前で呼ばれないのは、気持ちの切り替えがつかなくなります。


📝 離婚届の提出方法と注意点|時間外受付の体験談

調停調書があれば、離婚届は相手の署名なしで提出できます
ただし、調停成立日から10日以内に提出する必要があります。

私の場合、調書が届いたのは成立から2日後。
そのまま市役所の時間外受付に一人で提出しました。

婚姻届は二人で時間外受付で提出した同じ市役所。
「離婚届をひとりで出すなんて…」と、少しだけ切ない気持ちにもなりました。


👧子どもの氏・戸籍変更のやり方|家庭裁判所での手続きとは

子どもたちの氏を変更するには、**家庭裁判所への「子の氏の変更許可申立て」**が必要です。

許可が下りたら、市役所に届け出て、**子どもを自分の戸籍に入れる手続き(入籍届)**をします。

時間も手間もかかり、精神的にも負担が大きかったですが、やってよかったと思っています。


📋 氏の変更によるその他の手続き|地味に大変なことたち

私と子どもたちの名字が変わったことで、次のような手続きを行いました:

  • マイナンバーカードの変更
  • 健康保険証
  • 銀行口座・保険・年金
  • 学校や幼稚園への届け出
  • 各種ポイント・クレジットカード
  • スマホ契約の名義変更

さらに、会社の扶養手続きも必要でした。
私の勤務先はオンライン申請で、メールで何度も問い合わせながら対応
本当に、やることが多すぎて大変でした…。


🌱 離婚後の私の気持ち|「すっきり」と思えた理由

正直、もう二度とやりたくないくらい面倒だった。
でも当時の私は、「全部終わればすっきりできる!きっと楽になる!」と信じて進んでいました。

今は、周りから「顔つきが変わったね」と言われるほどです。
離婚はゴールじゃなく、私の新しいスタートだったんだと、心から思います。


💬 おわりに

離婚手続きは体力も気力も使うけれど、一歩ずつ進めば必ず終わりはきます。
私のこの体験が、誰かのヒントや励ましになりますように。


あわせて読みたい

📌 調停離婚という選択。直接やりとりできなかった私が、それでも守りたかったもの

📌 勝手に契約されたスマホを、母の私が名義変更したワケ

コメント

タイトルとURLをコピーしました