離婚の話し合いって、できれば避けたいものですよね。
でも私は、子どもたちの安心を守るためにも「ちゃんと話し合って決めること」を選びました。
今回は、私が調停離婚という選択をした理由と、そこに至るまでに起きたこと、そして母として大切にしたかった想いをまとめてみました。
離婚にはどんな方法があるの?
離婚には大きく3つの進め方があります。
- 協議離婚:夫婦が話し合って、離婚届を提出するだけの最も一般的な方法。
- 調停離婚:家庭裁判所で調停員を交えて話し合い、合意を目指す方法。
- 裁判離婚:調停でも決着しなかった場合、裁判所の判決によって離婚が決まる方法。
私はこの中で、「調停離婚」という選択をしました。
私が調停離婚を選んだ理由
正直、夫とのやりとりにはもう限界でした。
別居してからもLINEのやりとりは続きましたが、内容は一方的で、自分の主張ばかり。
謝罪もなく、話がかみ合わず、私はどんどん疲弊していきました。
顔を合わせて冷静に話し合うなんて、無理だと思いました。
だから私は、すべてのやりとりを弁護士さんにお願いして、家庭裁判所の調停というかたちで、第三者を交えた話し合いを選びました。
感情的なぶつかり合いを避けながら、淡々と手続きを進められたのは、私にとって本当に救いでした。
調停前にこじれた「お金」のこと
別居後、私はまず「婚姻費用分担金(別居中の生活費)」の請求をしました。
でも、夫から返ってきたのは、
「お金を請求するなら、家を売る」
「子どもたちの学資保険も解約する」
という、信じられないような返答…。
とても話し合える状況じゃないと感じて、弁護士さんと相談のうえ、夫がそれまで払っていた家のローン・水道光熱費・通信費など、全ての固定費を私が引き受けることにしました。
その上で、改めて婚姻費用を請求するという形をとりました。
また、別居のきっかけとなったのは、夫の「好きな人ができた」という発言でしたが、証拠がなかったため慰謝料は取れず、「解決金」として20万円を受け取ることになりました。
実際に調停で決まったこと
調停では、主に以下の内容を話し合い、取り決めました。
- 親権:私が持つ
- 養育費:子ども1人あたり月3万円、合計月9万円を大学卒業まで支払う
- 面会交流:取り決めなし(子どもたちの気持ちを最優先)
- 財産分与:
- 住んでいる家は、私がローン完済後に夫名義から私名義へ変更
- 私が使っていた車は、名義を夫から私へ変更(支払いは完了済み)
- 私名義の預金口座はそのまま
- 子ども手当を貯めていた夫名義の口座分は「解決金」として私の口座に移動
子どもたちを守るためにしたこと
調停内容に記載されなかったことのひとつに、スマホの契約問題がありました。
別居後すぐ、夫と義父が私に無断で、子ども2人にスマホを契約していたんです。
支払いは義父がしていましたが、のちに「もう払えない」と言い出して…。
夫は「養育費を払っているんだから、スマホ代はそっちで払うべき」と言ってきました。
本来、義父名義なので私に支払い義務はありません。
今さらスマホを取り上げるわけにもいかず、揉めるのもイヤだったので、最終的に私名義に変更しました。
スマホは、子どもとの連絡や情報管理に関わる大切なツール。
ちゃんと私の管理下におくことで、安心できる環境が整ったように思います。
(※この話は「スマホ名義変更&通信費の見直し」記事に詳しく書く予定です📱)
🌸さいごに
離婚って、「終わり」のように感じるかもしれません。
でも私にとっては、「ここから私たち家族の再スタート」でした。
不安もたくさんありましたが、一つ一つ「これは子どもたちの安心につながるか?」を軸に考え、進めてきたことで、今の私たちがあります。
きっと、正解なんて人それぞれ。
でも、**「母としてどう在りたいか」**を考えながら選んだ選択に、今は後悔していません。
これから離婚を考えている人にとって、少しでも参考になったらうれしいです🌷
今日も読んでくれてありがとうございました。
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